今期のドラマ

毎日アニメばかり見ているわけではない ドラマやドキュメンタリーも見ている
今期ドラマでは 『ブラッディマンデイ』『ギラギラ』『流星の絆』『スクラップティーチャー』あたりを見ていた
『スクラップティーチャー』は娘に録画を頼まれて見ていたが 余りにもありがちストーリーのマンネリドラマだったので3話以降は見ていない 
『ギラギラ』も娘に録画頼まれていたので見始めたが まあそれなりかな 最近こういった水商売系ドラマよく見かけるな
流星の絆』も娘に録画頼まれて見始めたが これは意外だった タイトルや設定からいくと私は絶対見なかったろうが 見てみると面白い 単に両親を殺された子供たちが力を合わせて生きていく的な臭いドラマは嫌いだが これはそれを逆手にとった詐欺シーンが導入され 臭いお涙ドラマではなく コミカルな犯罪ミステリー(涙もあるよ)的な見ているものを飽きさせない今期一番の作品だ
『ブラデッディマンデイ』こいつは一番がっかりさせられた 1話は2時間スペシャルで結構力入ってるたが なんか腑に落ちない そもそも3年前の天才ハッカーが足を洗って3年後に突然復帰できるハズがない ネット犯罪を知ってるものなら誰でも疑問に思うだろう セキュリティ技術は日進月歩 1ケ月も現場を離れればもう浦島太郎状態だ それがいくら天才ハッカーという設定でも3年も現場から離れた人間はもう素人同然 それが第一線で突然犯罪捜査できるわけない その後も主人公の父親が敵のスパイ疑惑をかけられ失踪すると学校に敵のスパイが突然先生として赴任してきたり(無理ありすぎだろ 監視するだけなら途中で殺されたストーカーまがいの刑事みたいに家の周囲とかを監視するのが普通だろ) 回を重ねるごとにどんどん見るモチベーションが下がっていくドラマだ 
と思って原作コミック読むと 全然違うじゃん 主人公は3年前のハッキングで捕まって以降その才能を認められて犯罪捜査の第一線でずっと捜査協力している 当然現在でも第一線の天才ハッカーという設定 その捜査協力としてホテルで殺害されたロシアスパイが持っていた暗号化されたデータの解析を依頼される 敵は強固な暗号が解読されるわけはないと安心はしているがもしも解析されたときは主人公やその事を知る周囲の人間を抹殺す必要があるが できればそんな騒ぎにはしたくないので主人公の動向(暗号の解析がどこまで進んでいるか)を密着して監視するために主人公の担任教師として赴任してくるということになっている ドラマの光景無灯さとは違い原作は一応つじつまあうようにストーリーが進む 
犯罪を犯した子供をそのまま犯罪捜査に協力させつづけるという設定はあまりよろしくないだろうというTV局側の勝手なオトナの事情でこうなったんだろうが あちこちに顔色うかがいながらクレームやトラブルにならないような無難な設定ストーリーのことばかり考えて作られたドラマのようで これだけ力入ってるのにこのストーリー?今期最低のドラマ


先日映画『ザ・ハッカー』を見た インターネット初期のずいぶん昔の映画だ 『ブラッティマンデイ』と少し似たところのある映画だが こちらは実際にあった事件をベースにしている 日本人天才ハッカーが作った悪用すると危険なプログラムが悪人ハッカー(こういうのはクラッカーというのだがいまだに日本ではこの呼び方浸透しないな)に盗まれ 犯人を探し出すという話だ 
この映画本当は今すごいタイムリーなはずなのだがあまり騒がれていない
実はこの映画に登場するシモムラという日本人天才ハッカーのモデルの人物は 今時の人 光クラゲの研究でノーベル賞受賞したアメリカ国籍の日本人 下村教授の息子なのに アメリカでは超有名なハッカーなので天才ハッカーの父親がノーベル賞を受賞したと言われるくらいなのに