DDH-07芹 ストロボ撮影 2

続きです
ストロボとコントローラーのペアリングをサクッと済ませて
とりあえず設定はTTLで 環境光の補助として光らせたいので 光量ゲインを下げて 
テスト撮影 テスト テスト テスト ・ ・・
なんか違うー!
私の思うような写真が撮れない!
これじゃない感満載の 大量の写真データの山・・・
結局TTLってなんなんだと まずそっからかと突っ込み入れたくなるような状態でググる
何やら カメラのレンズから入ってくる光量を計測してストロボに発光量の指示を出すシステムらしい
つまりカメラとストロボがTTLで連動してれば 細かいこと考えなくても 自動で露出やストロボの光量を判断してくれて 適正露出の写真が手軽に撮れるよというシステムらしい


駄菓子菓子 それはカメラ側が勝手に判断した適正露出の写真であって 撮影者が意図したものではない
ストロボ光メインでの撮影では こだわらなければそこそこの写真が撮れる
でも イマイチ適正露出のカメラ側で設定できる範囲が判らない
ISO 絞り シャッター速度 どのあたりにしとけばいいのか オートゆえに なんとなく撮れるが 範囲を外れたと思われる状態になると 途端に アンダーになったり オーバーになったり 多灯シンクロともなると さらにその範囲がシビアになるような感じを受けた 
そのうえ 私の撮影したい条件は あくまでも環境光ありき ストロボはそれの補助
でもTTL測光のプログラムとしては環境光は邪魔な存在で ストロボ光量で搔き消したいらしい
普通に撮ると 環境光はアンダーに暗く 下手すると見えなくなり ストロボ発光のみで撮影したような状態になってしまう TTLの発光量ゲインを最小に補正しても まだ環境光は暗い 
それにレンズからの光を計測するシステムゆえ うちのような様々な光が氾濫してる状況では カメラのレンズ向ける方向が変わるたびストロボ発光量も変わってしまい ドール撮影してる時 角度が変わるたびに 背景の明るさが変わってしまうのは困りもの
結局 そこそこ撮ればいい こだわらないというのならまだしも 少しこだわった画作りしたいと考えるとTTL使うと振り回される結果になるので マニュアル設定で撮影するのが一番となった


しかしさらに問題発生 TTLからマニュアルに切り替えて発光量を最小にしてもまだストロボが強い
私は普段 ISO固定絞り優先露出で撮影してるのだけど どうもカメラがシャッタースピードをフラッシュが強めに見えるような速度に変動させてしまうみたい よって カメラの判断を切り離すために 絞りもシャッタースピードも自分でコントロールできるマニュアルモードでの撮影


まず環境光(窓からの自然光 天井からの白熱灯 フロアライトの白熱灯のみ 厳密にはすぐ近くの大型TVの液晶ライトなどの影響も多少ある)

瞳が暗いなー それを除けばまあいい感じなんだけど


そして ストロボ多灯シンクロ

窓からの光とストロボのバランスはもう少しストロボ控えめのほうがいいのだけど 
私のスタイルで絞りを決めて その後 シャッタースピードとISOを変えるのだけど その組み合わせでストロボ光量の見え具合も変わる シャッタースビードとISO変化での自分の望むストロボ見え具合がまだ掴めない

こっちはちょっとストロボ光量強く見えすぎた


これがストロボなし


ストロボあり



だいぶ ストロボっぽさが消えて 室内照明的な自然な雰囲気になってきた




最後に いつものように環境光のみ撮影を現像補正で仕上げストロボ撮影と同じくらいに見えるよう調整してみた
瞳にキャッチがない分 環境光のみの方は分が悪いかな

あとは色温度もマニュアルでセッティングしておいたほうが撮影カットごとに色がぶれないかも