アニメ製作者って2 勘違いなアーティスト気取り

前回とりあげた コードギアスの監督の言葉
お客さんをおいてきぼりにして製作の自分たちの方がえらいと考えてる人たちがいるとか
売れなければならないとか
これって昔私がグラフィックデザインやサイン&ディスプレイの現場でチーフとか主任とかやってた頃に 若いアーティスト気取りのデザイナに言ってたこととほとんど同じ

専門学校から出てきたばかりの新人って デザイナって肩書きだけですごく偉くなったようなアーティスト気取りがけっこう多い デザインってアートじゃないんだよ デザインの和訳は商業美術 商業ってついてるくらいで営利を追求するものなんだよ 前提としてクライアントからのさまざまな要望っていう絶対はずしちゃいけない枠組みがある そのオーダーをクリアした上で表現をしていくのがデザイン でも若いデザイナってまだ野心たっぷりでクライアントをないがしろにすることがよくある クライアントのオーダー無視して自分のやりたい表現しちゃうんだよ そんなものクライアントに見せてクライアント怒らせるようなことしたら事務所の信用問題 だからそういうデザイナには自分の好きなことやりたいならデザイナやめてアーティストにでもなったらと皮肉こめて言っていた デザインはクライアントから料金をいただけなけりゃ成立しない クライアントのオーダー無視して怒らせて仕事が流れてしまえばそれまでの労力は一銭にもならず無駄に終わる  アートじゃないデザインは商売なんだよ ひどい言い方すればデザイナーなんてしょせんクライアントの太鼓持ち それが現実

アニメだって同じ OOの監督の発言は ガンダムっていうオーダーをクライアント(視聴者)無視して アーティスト気取りで 視聴者を見下して 俺様は偉いんだ 俺様の作ったアートな作品を理解できないような下民には用がないと言ってるように見えるのは私だけか?