シュレーディンガーの猫

アニメ ハルヒの二期製作がやっと始まるという
昨年夏の新聞全面広告による二期製作決定発表以来 そろそろ1年になる ついでに昨年春に二期放送同時発売とうわさされ発売延期になってたラノベ新刊もやっと出るのだろうか
というわけで 一期ハルヒのビデオ(本当はPC録画してHDに保存したデータ)を見直したりしてる ついでに中学生時代に買った物理学書も読み返している 古泉が言うところの人間原理がひっかかったからである 私の持っている物理学書にはシュレーディンガーの猫という量子力学における思考実験が登場する 
シュレーディンガーの猫とは 1935年にドイツの理論物理学シュレーディンガーにより指摘されたものである
簡単に解説すると 中が見えない箱で猫を飼育して観察するとしよう 猫と一緒に致死性の毒が入った瓶が入れられ 瓶がいつか壊れて猫が死ぬしかけになっている 中が見えないので猫の状態を見るには箱にある窓のフタを開けて中を覗くしかない 普段は窓のフタは閉じられている 一定時間後に窓を開けて猫を観察するのだが それまでの間の猫は生きているのか死んでいるのかは不明である つまり生きているが死んでいる状態なのである 
これは宇宙における観察者がいなければその人間(猫)の存在そのものが不明瞭だと古泉がいう人間原理に重なる(宇宙というマクロな世界を問う人間理論と量子というミクロな世界を問うシュレーディンガーの猫という違いはあるが 宇宙を語るときに量子学がもちいられることもよくある話だ) そう思ってWikiで検索してみたらどうやらシュレーディンガーの猫も人間原理の思想と同じ根幹にあるようだ しかしWikiで解説されてる学者がそれらの思考実験を発表したのはシュレーディンガーの猫より後のようなので もしかしたら人間原理にも影響を与えた初期理論なのかもしれない


なんか笑っちゃうんだけど

シュレディンガーの猫とは、自分の出来ないことを他人に要求するな、という意味のことわざである」「開発スタッフがクリアできない譜面をゲームプレイヤーにやらせているところからその名を曲名につけた」という解説には首をひねらざるを得なかった。

「シュレーディンガーの猫」がことわざというジョークが一人歩き

こんなよた解釈が広まってるんですね


小泉→古泉 指摘があったので直しました