ハリーポッターが地球的な経済破綻を起こした原因と言う住職がいた

動物霊園へ行った時にパンフレットとかをいくつか貰ってきた 家に帰って読んでみるとその中の 「おもかげ」という長楽寺動物霊園が発行している定期刊行誌に住職が書いていた「ハリーポッターと移動火葬車」という記事が気になった
他のチラシやらでも移動火葬車に関するトラブルにあわない為にも移動火葬車の業者に火葬を依頼しないようにという移動火葬車撲滅運動してるみたいだけど まあそれはおいといて この住職キリスト教や西洋土着信仰についてすごい偏見があるというか 勘違いしてるんじゃないかなという記事だった
今世間で問題になってる世界的な経済破綻がハリーポッターに起因するというぶっ飛び説を記事の中で展開している


ちょっと文章が散漫なので要約するのが難しい原文だけど

この経済破綻問題が表しているのは、信用の収縮ではなく人間同士の信頼の破綻なのです。<略> その根本を唱えられた方たちは、一体どこへ行ってしまったのでしょうか。それがイエスであり、マホメットであり、釈迦やモーゼだったのではないでしょうか。それらの宗教戒律 <略> 預言者の言葉を大変な犠牲を払って伝承したのは神官や僧侶、名もない伝道師だったのです。<略> 世界経済は人の欲望を吸収して、その拡大はとどまるところを知りませんでした。これが現在のサブプライムローンで破綻した世界経済の出発点であったのです。信仰によって裏付けられた世界経済は、その信仰を超えて欲望が凌駕したとき、バランスは崩れ地球環境破壊経済へと成り下がってしまったのです。

宗教と世界経済を強引すぎる論理でくっつけているところから文章は始まっていた

その昔中世の頃、魔女狩りというものがありました。これはキリスト教による、当時まだヨーロッパ各地に残っていたローカルな宗教の撲滅でした。魔法に夢や憧れを覚える宗教の撲滅です。神による世界統治を考え、生活を指導する人たちにとって「魔法」は堕落以外の何ものでもありませんでした。

このあたりからこの住職の宗教弾圧の背景に関する知識が一方的な思い込みに起因しているような調子になってくる
そもそもキリスト教の宗教弾圧は 植民地政策の一環から始まっている 高尚な精神で布教されたのではなく 戦争で勝ち取った植民地の原住民をコントロールするのに支配者側と同じ宗教を支配される側も信仰していたほうが支配しやすいという それこそ欲望うずまいた理由だったわけです だからそこに古来からある土着信仰の神を弾圧して無理やりキリスト教に改宗させた 魔法だからというのは弾圧政策を行ううえでの後付け理由です たとえば北欧神話 ケルト信仰においていろんな神があちこちに存在する 大地の精霊 水の精霊 木の精霊 みんな神 大地に自然に感謝する信仰を魔法あつかいして否定する方が本来おかしい でも主イェス様が絶対神とあがめるキリスト教にとって主イェス様以外の神があちこちにいては困る それはキリスト教の存在意義に関わる問題になる だからキリスト教は土着信仰を徹底的に残虐に弾圧した 異教徒を悪魔とののしり殺戮を繰り返した残酷な仕打ち そこにキリストの自愛の精神があったでしょうか?  日本において土着信仰である神道が色々な八百万の神をまつっていたのと同じ 後から中国経由で入って来た仏教とは多少軋轢があってもキリスト教のような弾圧を行わなかったのでなんとなく共存してきただけでしょ そういう背景も知らずに住職やってるのかな
魔法が堕落って 堕落したら魔女狩りで殺戮してもかまわないって理論になってくる 本来なら救済するのがまともな宗教の姿でしょ

そして現在に至り、中世の封印を破って子供たちに魔法への憧れを開放している有名な小説と映画があります。 <略> これが(注:ハリーポッターの事)、宗教が永年培ってきた信頼や愛を融解させてしまった底流なのです。<略> これがなかったとしたらアメリカの良心は、きっと今回も機能していたに違いありません。(注:サブプライムローン破綻は起きなかった)<略> アジア社会において、その信仰を融解させているのは何だと思いますか。農耕民族の神々といえば仏教であり、ヒンデゥー教であり、道教、その他アジアの神々でありました。再生と輪廻転生を織り成し、生きとし生けるものに霊の平等から生の平等を説いて、<略> 生命はぐくむ緑の大地、それを前提とした生き方なのです。<略> そして狩猟民族の社会であるヨーロッパ・アメリカ地域においては娯楽映画「ハリーポッター」なのです。地球的な経済破綻は、宗教の根本を知らないまま信頼を破壊しているハリーポッターと、無神論を実践している移動火葬車との出会いに起因しているのです。

なんかここまで来るとこの住職 頭大丈夫か?と心配になってくる
キリスト教が宗教弾圧する時に異境を悪魔信仰として弾圧した 魔女狩りと称して 異教徒や都合の悪い者を魔女として捕らえ殺した そこには過剰に魔女を悪く恐ろしい者として民衆を洗脳していったゆえに本来の魔女の姿が判らなくなっている この住職もその洗脳に惑わされた一人だろう そもそもキリスト教が言うような魔女というのは現実には存在しない 薬草を調合して病気を治す薬を調合したり 占いをして人々の心に希望をあたえる土着信仰の巫女のことだった(イメージ的には空を飛ばない魔女の宅急便ってところか) それをキリスト教が異端の悪魔信仰の魔女として弾圧し あとは人の噂で色々な恐ろしい能力(魔法)の尾ひれがついて悪のイメージが定着してしまっただけだ そもそもその源流となる土着信仰はこの住職が言う生命はぐくむ緑の大地を前提としたものなのだけど プロテスタント系はまだしも カソリック系は政治と権力の欲にまみれた歴史を歩んで来た ヨーロッパ宗教の根本を知らずによく言うなーと思う