35mmスライドプロジェクター(カメラの思い出)

散歩の中でデジカメの話題を出したけど
昔けっこうカメラにはまってた
高校時代おやじが使ってたのペンタックスSを譲ってもらったのをはじめに 
芸大に入った時には映像関連の学科だったこともあり 入学祝いにペンタックスKMを買ってもらった 引伸し機やら暗室道具も揃え自分で現像して大判写真を作ったりしてた 同時にリバーサル(スライドフィルム)にはまり冷蔵庫の中にはコダクロームやエクタクローム等のフィルムがいつも入ってた(一般のフィルムと違い常温保存では劣化してしまうので冷蔵保存しなくてはならなかった) 毎日アルミカメラバックをかかえて大学に通い写真撮りまくってた 
そんなころのペンタックスKMも少し前まで持ってたが 3年くらい前当時務めてた会社が扱った商品を簡易スタジオ作って撮影したとき部下がそのカメラをすごく気に入ってくれた(その部下はキャノンのデジタル一眼を持ってたがアナログが好きなヤツだった)
その時最後に撮影した写真の一部がこれ

リバーサルフィルムが近所になくてけっこう遠くまで買いに行ったりした そんなこともあってもうこのアナログカメラも使うことがないだろうと思いカメラバックごと一式その部下にあげた


大学時代にはペンタックスKM以外に ミノルタの110フィルムを使う完全防水カメラを持ってた こいつはカメラのメカ部分と外装の間に空間を作ってあってそれが浮袋代わりになって 水に入れても沈まずに浮かび スキー等で転倒してカメラがアイスバーンを転がってもメカ部分との空間がショックを吸収して平気という代物だったが110フィルムが手に入らなくなって処分した(現在でもISO200なら製造されてるみたいだけど このカメラは100か400対応で200では露出が合わずにまともな撮影ができなかった)


20数年前結婚したばかりのころには 京セラのコンパクトカメラを持っていた レンズが西ドイツ ツァイス製のヤツで10万以上した人気機種CONTAXの廉価版 廉価でもレンズはツァイスなので描写力がすごく 綺麗に撮れるカメラだったがシャッターが電磁レリーズで 頻繁に接触不良などで撮影不能になるというやっかいなものだった


もう今は普段使うのはiPhoneのカメラ機能くらい iPhone内蔵機能なら カメラをいちいち持ち歩かなくてもいつでも気軽に撮れるのはいいが ちょっと遠いものはすごく小さくしか撮れないのが不満かな


銀塩カメラ時代のなごりでいまでもうちに残ってるのがある 35mmスライドプロジェクターだ
大学時代 リバーサルで撮りまくってた時期に買ったものだ

このプロジェクタ ちょっとレアな商品 メーカーはツァイスイコン社 ツァイスレンズのメーカーが作ったプロジェクタ 当然搭載されてるレンズもツァイスレンズ 本体裏にはメイドインウエストジャーマニーと書かれていて まだドイツ統合前の製品だ 未だにちゃんと使えるが これを使う機会ももうなさそうなので 身近に欲しそうな人がいなきゃヤフオクなりなんなりで処分することになるんだろうな