なんやかや


名古屋港 正面に小さく観覧車が見える 手前に水族館右に展望台の公園地帯
写真を写してる場所は埠頭の荷揚げ場なんだけどなぜかこんな場所にFRP工房がある
某蟹料理店の看板の蟹とか 写真屋チェーンの店頭の猫人形とか作ってる まあいつもそんなもんばかり作ってるわけでもなく 普段はFRPででかいパイプとかそんなもんばかり作ってるらしい



先日あるイベントで発泡スチロールに樹脂コーティングしてFRP並の強度と耐久性を得るという工程を見せてもらった
発泡スチロールで自由にベースを作ってスプレーガンで樹脂をコーティングしてあっというまに出来る コーティングした樹脂は15秒で硬化するので サンプルにコーティングしてすぐ渡されてもベタベタしないFRP製作の手間を考えると用途によってはすごく便利そう オブジェや看板等に最適とか言ってた
でこないだ車で街を走っていて見つけたのがこの看板

立体文字が樹脂っぽくテカッてる まさにこれ発泡スチロールで文字作って樹脂コーティングしてる
今までの普通の工程だとまずこういう程度の看板の文字にFRPなんて採算あわないから絶対使わない たいがい普通はカルプという硬化発砲ウレタンのようなものを文字の形にカットして表面は塩ビかアクリを貼って色のシートを貼ったり小口は塗装したりする もうちょっと大型で予算があるのならチャンネルというブリキで文字の形を立体的に作って色のシートを貼るか塗装する 
作業としてはカルプの替わりに発泡スチロールで文字つくってあとはコーティングしてラッカースイプレーで色つけるだけ 速いし手間が少ないし見栄えもいい