魔法少女まどか☆マギカ


いつもならアニメタイトルにプラスしてあおりコピーを入れるのだけど
何を書いても どんなに言葉をつくしても このアニメを言い表す最適な言葉にならず陳腐になってしまいそう
言葉では 単語では言い表せない 唯一無二「魔法少女まどか☆マギカ」は「魔法少女まどか☆マギカ」でしかなかった
それほど「魔法少女まどか☆マギカ」のラスト3話はすごかった 衝撃だった
それ以前のエピソードもすごいの連続だったけど・・・
 

人を惑わす魔女を退治する魔法少女は 業をかさねると魔女に進化する この設定そのものが今迄の魔法少女モノの概念を覆した
そして少女の願いを交換に魔法少女へと誘惑するエイリアンキューベー そして実は魔法少女になることは人間としての死と同義であった 動く死体として魔女を退治する
多くの少女たちは自分の またはそれに付随する単純な夢を願った
しかしストーリーのキーワードとなるほむらが願ったのは キューベーに騙されて魔法少女にされた自分たちの無念を拭う為に まどかとの過去をやりなおし まどかが魔法少女にならずに守る願い つまり時間跳躍 それにより得た時間をあやつる能力で 望む未来への迷宮を巡る
最後にたどりついた時空で まどかは最後に魔法少女になることを決意する 
しかし 魔法少女になるためのまどかの願いは 過去現在未来 すべての魔法少女の絶望を救い魔女にならないようにすることだった
まどかは 過去から未来へのすべての時空に同時に存在する神のごとく存在に進化する
そして魔法少女が魔女に進化しない新たな世界を構築し その世界を神のごとく見守る存在になった
そしてまどかが願った世界を守るため ほむらは闘い続ける・・・


一応世界は救われたというハッピーエンドなんだろうけど
でも救われた世界にも危機が存在して それをほむらが守り続けるという因果の輪廻
シリアスなストーリーすぎて 魔法少女っていったいなんなんだろうと考えさせられる