ガッチャマンクラウズというヒーロー


面白い 
これ好きだよ


オリジナルのガッチャマンを好きな人たちからは
こんなのガッチャマンじゃないと言われてるけど


私は本来ヒーローものが好きじゃない 
特に特撮戦隊ものなんて 友情だの努力だの そんなもんですべて解決できるなんてクソくらえだ


子供向けだからと人は言うかもしれない
でも私は子供の頃からこういうのがウソくさくて嫌いだった
それは私が子供の頃 身体が小さくて周りから苛めの対象になってた事に起因するのだろう 
誰も助けてくれない 信じられるのは自分だけ 自分が狡猾に振る舞ってやつらを陥れてやるしかない 周囲にそれとなくいじめたやつらの悪評のパーツをしこんでいく それが徐々に統合して組み合わさったとき集団心理でそいつらを追いつめる 倍返しだ! そんな幼少時代だった
友情 なに?それ ばっかじゃないの
ヒーローが助けてくれる? 頭大丈夫か?
そんなだから 小学時代から周囲のやつらが幼稚にみえて 大人向けのドラマや小説ばかり読んでた いわゆる中二病というやつだ


そんな私だからガッチャマンも嫌いだった
竜の子ヒーローでまあ気に入ってたのは キャシャーンくらいかな


この作品 ガッチャマンが悪をやっつけるという単純なストーリーじゃない
ガッチャマンは宇宙から来る人類に害をなすものたちと戦おうとしてるけど このことはメインじゃない メンバーたちの心もバラバラ 全員が集まって戦うわけじゃない
この話は オリジナルで悪だった ギャラクターが人々を助けるのと その内部の悪の方が本流
その活動は友情だの努力だのの精神論じゃない 人と人との繋がり ギャラックというSNSコミュニティにより それぞれの分野で力を出し合うというもの
なんか現実的 嘘臭いへたなヒーローものよりよく出来てる
でも多くの人たちは嘘臭く薄っぺらなヒーローものに憧れるんだよな なんでだろう