勤務先で先日トラブル起こした人の顔写真と、次回来てトラブル起こしたら すぐ警察通報しろというお達しが出てた人が来て また同じトラブル起こしたのですぐ取り押さえて警察へ通報し警官に引き渡した
刑事さんも来て 刑事さんが陸上競技のゼッケンのような数字ではなく犯人と書かれた布を肩からかけ 状況を再現する現場検証したり 状況説明の 私が現場のあちこちを指さしして撮影されたり その後警察の刑事課で事情聴取 よくドラマや映画 アニメとかである 取調室の外からマジックミラーで室内を見て 犯人と間違いないかどうかというイベント?もやりました 私が取り押さえて警官に引き渡したので違うハズがないのですが 書類に確認したかどうかを書かなければならないとかで 一応お役所仕事的な手続きです
事情聴取は当日の勤務の事以外に私がそこで働きだした時期や今回の事件に直接関係ないような事も聞かれるけど当日の事件に関連するけど直接関わりない情報は それは今はいいですと聞く耳もたない 結局 刑事の判断で事件のストーリーを組み建ててしまって それ以外の事は無視って感じ 体育会系の人によくあるタイプ まあ今回は大事件でもなくささいな事なので 警察もいろいろ忙しいだろうから ああそういう対応なんだと受け流してたけど
ただ 気になったのは聴取を受けている時に 事実確認を淡々とこなすのはいいのだけど 時折私がその時どう感じたかとか そういう部分に突っ込んでくるとこ
私自身いつもハイになってるわけでもなく 淡々とあまり感情の起伏なく事務的に行動してる事も多いわけで 今回も 犯人が最初私の目の前を通ったとき 私をじろじろ見ながら通っていき 変なヤツだな お達しが出てた要注意人物の写真に似てるような気がするなという程度の感情しかなかったけど 刑事さんはその話しを聞いてから じろじろ見て不審なやつ 写真でみた犯人とすぐ判ったのですねと勝手に決めつけて そのように調書を作成していった 私にとってはそこまで思ってないんだけど 刑事さんにすれば あいまいな表現だと後々そこを突っ込まれて犯罪をひっくり返される可能性があるので確実に犯人だと断定という 罪ありき的な揚げ足撮り難い調書を作りたいという気持ちなんだろうが それは逆に言えば もし冤罪事件の場合は 犯人あつかいされた被害者は全く本当の話を聞いてもらえず刑事の創り上げたストーリーで犯人に強引にされてしまうという危険を孕んでるなと思いながら延々と続く調書を受けていた
そんなこんなででき上がった調書を刑事さんが読み上げて間違いないか確認するのだけど
調書の文体が笑った
事実を淡々と客観的に綴られたものかと思えば
基本一人称 つまり私が見た事件というストーリー
私○○は○年○月より○○で働きだしというプロフィールから始まり
当日は 無駄に細部までこだわる客観的事実?の合間に私がそのときに同感じたのかという感情が本来より大げさに脚色されて 事象との文章のギャップが激しい 調書特有の文体のように思えたが なんか変な文章だった 感情や私の行動に関しては 事実より 刑事さんの脚色で その時あなたはこういう風に思ったんですよね だからこういう行動したんですよね という感じで まあ大筋事実どおりだからいいやって思ったけど でも本当はそこまで大げさに感じてないし そんな深いとこまで考えて行動してないしと 突っ込んだらいけないんだろうなと 事情聴取と調書はそいうもんなんだろう だから刑事が突っ走りすぎると冤罪っての起こらない方が不思議な気がしてきた体験だった
で 最後に 調書内容の確認をしてるときに 犯人の逮捕時刻が 私が取り押さえた時間になってた
逮捕ってのは 警察の人がするのであって 一般人が取り押さえても 警察に引き渡して犯罪が確定した時点で逮捕となるのだと思ってたけど
一般人でも 犯人を取り押さえた時点で その時刻を持って逮捕って事らしい つまり犯人を逮捕したのは私?ってこと? その関係かしらないけど 犯人逮捕時刻の確認みたいな書類にもサインさせられた その書類にも 刑事さんとの調書で書かれた犯人と断定した時の私の気持ちのような創作ストーリーのコピペが印刷されてた