DDドール色移り 3 UVコーティング

前回洗浄してスキン表面の汚れや余分な油分を洗浄したDDにUVコーティングして汚れや衣装の色がドール表皮に直接触れないようにします

つかったのは定番の模型用UVコーティングスプレー

ボークスからもUVスプレー出てますが、ネットみるとみんなこちらの製品を使ってるみたいです


UVコーティングしても無駄 気休めと言う人もいますが
実際検証してうまくいっている例もネットではみかけますので 気休めとか言う人たちはきっとやりかたが悪かったのじゃないかと思われる 


あと注意点としては 前回ラップの時にも書いたけど コーティングでもソフビ内の離型剤の放出を阻害するのでソフビが変質して何年かすると表皮がベタつくようになる可能性が高いです
その後はよく洗いベタつきを取るということを定期的に繰り返すことになります 洗浄後のスキンにベビーパウダーを擦り込むとベタつき予防策になるらしいですが 結局いつかはまたベタついて洗浄する事には代わりありません 
その時の手間さえ惜しまなければ 普段細かいことを考えずに衣装を着替えさせられるのは非常にメリット高いかと思います
ただ ミクにコーティングをするほうがいいのかどうかは お迎えする時までに検討しておきます
丁寧な洗浄処理をした後 全身タイツ等下着処理で色移り防止した方が いいのかなとか・・・

実際にコーティング作業をする前に ヘッドに着いている瞳をはずします

ヘッドの蓋をはずして内部を見ると このように瞳は周辺をぐるっとたっぷりの接着剤で固定されています
外し方は顔正面から瞳をグィっと押さえると 簡単に外れます



瞳が外れたヘッド


瞳については また後ほど詳しく書きますので 今回は簡単に外し方だけ

あとはスプレーをサッと軽くかけて 乾燥 表面が乾いたらまたサッと軽くかける
この作業を4〜5回繰り返しました
けして一度に同じ場所を厚塗りしたりしないように 軽くムラなく吹きつけます


本来この作業は屋外でやるのが望ましいのですが
風の影響でスプレーの飛散ムラがでたり 作業中にドール本体に風で飛んできた埃が付着するのがいやだったので 部屋のなかでやりました 
当然強烈なスプレー臭が部屋を満たします
部屋で3匹の犬を飼っているので ペット臭防止のために設置している空気清浄機の臭センサーが 作業中に反応して フルパワーでがんばってました



次回はSサイズ胸に換装した状態で組み立てる話の予定です