やっぱり可愛いが一番『ラブライブ』


生徒減少による廃校の危機を救うため 
スクールアイドルグループを結成してその人気で入学希望者を増やそうと 主人公達は立ち上がる


廃校が今のテイストなのか  
昨年は 廃校さわぎの中で合唱発表会をやる『TARITARI』に 廃校を回避するために戦車道全国大会で優勝を狙う『ガールズ&パンツァー』 リアルでも『ラグランジェ』の高校のモデルになった学校が廃校の危機というニュースが流れたし


このアニメ 基本はアイドルになるぞ!ってストーリーなんだけど
アイドルとしての物語のなかでのあつかいがうまくいっていると思う
いわゆるアイドルアニメだと 『アイドルマスター』や 今期また始まった『AKB0048』ってのがあるけど それらは商業主義アイドル 
アイマス』は既存の概念のアイドルと事務所との話だし ゲーム原作で アニメが盛り上がってゲームで儲かればいいって考えの作品だから アニメの質そのものへのこだわりがあまりなく ストーリーも凡庸で ゲームのファンじゃなけりゃ楽しめない作品だったし(私はあのただのマネージャーor付き人でしかない人間にプロデューサーなんて業業しい肩書きをつけた詐欺的行為だけでこの作品は許せない) 
AKB0048』は芸能活動禁止された未来で戦闘しながらのゲリラLive活動する これも音楽活動の収益で公演してる商業主義アイドル でもそのマクロス的目新しさが失せた今はもうただの駄作


ラブライブ』ではアイドル活動はプロ活動じゃなく クラブ活動なんだよね
だからアイドルと言いつつも 高校生の女の子が活き活きしてる 
廃校を救うといいながらも 学園生活の一部として楽しんでる
ある意味『けいおん!』的な 学園少女萌えストーリーのアイドル版として肩をはらずに気楽に楽しめる
まあ萌えアニメとしてなら どれだけ登場人物達を可愛く萌えられるように描くかが重要になるけど そのあたりのクォリティもとりあえずクリアしている 1話はまだそれほど動かなかったけど 2話以降 登場人物達の表情がすごくよくなってきた
萌えアニメとして 単に日常系でだらだらしてる時間は彼女達に残されてない
毎日一生懸命アイドル目指す行動をしていかなければならない ちゃんと部活動して その合間にほのぼの日常系シーンがちょっとはさみこまれるというバランスが 萌え日常系というより 萌えストーリー物日常系といいうような感じで楽しませてくれる