地デジアンテナ配線

先月地デジアンテナを立てた記事でTV側の電波が弱いと書いた その後

カテゴリタイトルの「家の電気屋さん」ってのは 嫁が家のパソコンから家電のことまでとりあえず困ったら 家の電気屋さんに頼めばいい と 私のことを呼ぶところから来てる

原因は使っていたアンテナケーブル
基本地デジだからと言ってアンテナもケーブルもアナログと変わりない だからそのままでもアンテナ方向だけ変更すれば受信できる (うちの場合はアンテナ錆びついて方向変えられなかったので新しいのを買ってきて付け足したけど)
室内配線は普通にちゃんと部屋に配線されていれば問題ないハズ (古い家やアパート等で部屋のアンテナ端子がF端子でなく2線のフィーダだと配線を同軸ケーブルに取換えないとたぶん受信できないし 部屋に自分で適当に線をはりめぐらせてある場合は注意が必要)
部屋のF端子コネクタからTVまでに使うケーブルが問題
部屋までは同軸ケーブルできちんと電波が届いてるけど そこからTVまでを繋ぐケーブル次第で受信が左右される

これらのケーブルは問題なく使えるやつ
左の白いケーブルはホームセンターや電気屋で売ってるアンテナケーブル 右の黒いのはたぶんビデオデッキかなんか買った時におまけで付属してきたやつ こういうちゃんとしたのなら別に金メッキしてなかろうと アナログの時のケーブルだろうと問題なく使える


これらは使えないやつの例
左のはビデオデッキかなんかに付属してきたやつだけどケーブルの線が異常に細い アナログ受信ならこんなんでも問題なかったけどデジタルでは電波の減衰が酷くて受信できなくなる 
右のF端子 これはやはりビデオかなんかに付属してきたものこういった同軸ケーブルの先にネジ止めや 挟み込んで固定する簡易タイプのF端子コネクタは全部ダメ 減衰率酷くてデジタル受信できない

じゃあ同軸ケーブルにF端子付ける場合はどうするのかというと

こういう簡易タイプじゃない ちゃんとしたF端子を買ってきて付ける 付け方もパッケージの取り付け方を見れば簡単にできる 簡易タイプとたいして手間は変わらない 
パッケージの商品名が3Cプラグってなってるけどこれ正確じゃない 3Cってには同軸ケーブルの太さの種類 通常室内の短い配線だと3C使う 屋外や室内でも長距離配線だと5C同軸ケーブル使う ケーブルの太さに合わせて3C用5C用がある でも3Cケーブルにつけるプラグ(コネクタ端子)っていってもいろいろある 映像プロ用のBNCも3C同軸を工作して作るし M端子は5Cで作ってたかな オーディオや映像接続に使う通称ピン端子 正確な名称はRCA端子も私は3C同軸で自作してたし 3Cプラグって商品名アバウトすぎ ちゃんとFコネクタとか書いとけよ

結局 簡易タイプのFコネクタをちゃんとしたF端子に付替えたらブースタなしでもTV受信ができるようになった
ウチの場合アンテナ配線やらEtherのLAN配線やら 家の中をいろんなケーブルが複雑に入り乱れてるので それを整理して配線しなおす必要があったので今までかかった

これって地デジアンテナ設置を電気工事屋さんに頼むと 電波弱いのは配線のせいだと言って屋内配線全部工事を勧められたり 高い工事費とられたりすることになりかねない部分 最初ヤマダ電気でアンテナ工事6万からと言われたときも アンテナ工事費以外に 屋内配線も古いと全部取換えなくちゃならないことあるからそうとうな金額になることもあるよと言ってたしね