大金庫の貸金庫

先日TV見てたら 某銀行の大金庫を一般見学が出来る(ガラス越しに)というようなニュースがあった
この大金庫は内部がすべて貸金庫になってるそうだが
そんなもん見て面白いのか?
貸金庫ってのは縁の無い人にはどんなもんか判らないかもしれないが
ステンレス製扉のコインロッカーがずらっと並んだただのロッカールームだと思えばいい たとえて言えばスーパー銭湯の脱衣場のコインロッカーが天井までつらなり扉がステンレスになってると思っておけ
そんなもんわざわざ見たいのか?


この金庫 扉がいかにもの円形扉 時代を感じさせるよね 今時いくら金庫室ってったって こんな丸い扉なんてないし


コインロッカーと上で書いたが まんまセキュリティが厳重な年間契約のコインロッカー(年間利用料は2万円前後から)だからといって誰でも申し込めるわけではない まず大概貸金庫は満室状態で空きがない 誰かが解約して空きができないと申し込みを受け付けないのだ 申し込みにも預金金額等の資格審査があったりして 空きが出た時も 御得意様の資格保有者に声がかかるわけだ なかにはまれに以前あったのだがある地方銀行の店頭に貸金庫の空きありますという張り紙がしてあるのをみたことがある また貸金庫は名義人が死亡した場合は遺族が貸金庫の権利を相続する事が可能で 相続手続きをとれば 中身を確認されることなく貸金庫の中身をそのまま秘密に相続できてしまうのである(現金や宝石とか /マルサに入られなければね まあ下手に手間かけてかくしても見つかる可能性高いから こういう場合は開き直って貸金庫に入れといた方がなにかと安全 よく隠しといた現金を家族や遺族が知らずに捨ててしまったってこともあるしね)


で 金庫室へはどのように入るのかというと 私が契約してるところだと
金属製のロッカーの鍵と キャッシュカードのような樹脂製のカードキーと暗証番号が必要になる
昔だと銀行のカウンターの一番奥の壁に仰々しい金庫の扉があったりするのだが 今ではセキュリティ等の関係で金庫の扉の周りはパーテーションで囲まれて見えないようになってる
まずカウンターの一番端の扉からカウンターの内側へ入るのだが 扉はロックされていて 扉の横の機械にカードキーを差し込みロックを解除して中に入る 当然扉はオートロックで閉まればロックされる そのままパーテーションで囲まれた通路を一番置くまで行くと 金庫室の扉の前のスペースへ入る為の扉が現れる 扉の横にある機械にまたカードキーを差し込み暗証番号を入力してやっとロックが解除される そして金庫室の前に来る訳だが 金庫室の分厚い扉は開いているが内部の鉄格子の扉が閉まっている そこでまた扉の横にある機械で今度は金属の鍵と暗証番号を入力すると鉄格子は電動で横にスライドする 金庫室内部は 一般的な縦15cm弱 横30cmくらいの扉のものからもっと大きい扉まで ステンレス製扉が壁全面に整然と並んでるわけだ それが正面左右にある 反対には小部屋があり 内には机と椅子がある  さきほど金庫室に入る時の鍵と暗証番号で個人認証が行われてるので 自分が目指す金庫の扉には赤いランプが点滅している その扉にある鍵穴に鍵を差し込み回すとやっと貸金庫のステンレスで出来た分厚い扉が開き 中には金庫内部のサイズにピッタリあった奥行き50cm弱くらいの鉄のボックスが入っている それを取り出し さきほどの机のある小部屋へ持って行き中身を確認するわけだ 出る時は簡単で金庫室の格子扉は横の壁にあるボタンを押すと開く 他の扉は単純なオートロックなので内部からはロックかからず出られる



ところで貸金庫というと 以前みた といっても30年以上前のだが 銀行強盗の映画だが(撮影場所はアメリカで今破綻の話題になってる大手銀行のCYTI BANK) ここでは円形扉の大金庫とは別に ビルの別の場所に貸金庫フロアがあって エレベータを降りガラス扉を抜けるとフロアの入り口にガードマンのいるカウンターがあり そこで書類にサインして奥に入るとそれこそ巨大なコインロッカースペースのような場所があったので わたしは子供のころは貸金庫というのはそういう場所だと思っていて 大金庫の扉の中にあるとは想像もしてなかった