久々にαカレッジ


先日αカレッジの講座に行ってきました
今回は撮影無し 座学と講評だけのやつです
最近 少し撮影に迷いがあったのですが
丁度 カレッジで 作品の見方と仕上げ方についての講座があったので参加しました
講師は 昨年春に参加した 古民家カフェでの撮影会のプロカメラマンの方
その時講評に提出した写真

画面構成のバランスや 被写界深度の問題等 結構ボロクソに言われました
今回は 撮影会ではなく 作品5点を提出して それに対しての講評とPhotoShop使って こここうしたほうがよかったねという修正を見せてくれるというもの
私は普段のドールポートレートを持っていきました


最初は座学 同じ写真見ても 撮影する人と 普通の人では見方 見え方が違う場合がある 撮影した時の意図が普通の人にも伝わるような作品づくりを意識するポイント等
ポートレートには 被写体の自然体や内面を表現する通常のポートレートと 過剰なポージング構図人の配置をする演出ポートレートがある 私はドール撮影する時 普段の生活を切り取ったような日常ポートレートか非現実的な情景の非日常ポートレートという分け方してたけど ドール撮影は どちらも一瞬をきりとるわけでなく構図ポーズ光等考えてじっくり撮影するので すべて演出ポートレートの部類に入るそうです


1時間の座学が終り 次は参加者10人の作品の講評
一人20分かけて作品を見ていきます
5作品のうち 2〜3作品を取り上げていきます
私の順番は後半 みなさんの作品は風景ポートレート街角スナップ等いろいろです 画面構成光の使い方等どんどんダメだしされていきます 特になぜその写真を撮ったか判らない意図が伝わらない写真はボロクソです


私の写真をざっと見て カメラマンの先生が 全部演出ポートレートだ (意図が)判りやすい 
まあ ドール撮影に偶然のシーンはないので こういうシーン場面を撮りたいとそれに合わせてドール配置してポーズつけて構図決めて光を考えてとなるので たしかに撮影意図は伝わりやすい作品になりやすいのでしょう

持っていった作品5点は昨年後半に撮った写真中心

これは昨年3月αカレッジでオアシス21夜景撮影行った時の
この作品はスルー


昨年7月野辺山国立天文台で撮影したやつ
ドールにレフとか当ててるのか聞かれましたが 実際は暗く写ったドールをPhotoShopでドールだけ別に修正したと応え けっこう作り込んで仕上げてるので手を入れる必要ないと


昨年12月明治村で撮影したやつ
ドールだけ拡大した写真だと単なるドール好きの写真になってしまうけど 上にステンドグラスが写ってる事で作品になってる ステンドグラスの光とドールが着てるドレスの柄の色合いもあってていい とお褒めの言葉を頂きました


昨年9月マジカルミライライブ行った時のホテルの部屋で撮った写真 普段の日常系スナップポートレートとして撮った写真
特に照明使ったわけでなく 部屋のルームライトだけでの撮影だけど いい雰囲気になってて 水平をわざと傾けてるのもバランスとれてるとか 頭の周囲が少し明るくなってるのがドールに明るい表情のイメージを与えてると この作品をカメラマンの先生は結構気に入ったみたいでベタ褒めでした
この先生水平に結構こだわる方で 無意味に傾けて撮影すると 意図が見えない画面構成がくずれてる等 傾ける場合きちんと意図や画面構成が成立してないとボロクソに言われます

そしてラスト

昨年11月川崎ジャズフェスティバル行った時の新橋新幹線ホームで待ち時間に撮った一人旅を演出した作品 気に入ってるんだけど なんかインパクト弱くて 何が悪いのか判らない こういう写真も結構多いので 何が悪いのか判断してもらおうと持っていった作品
先生もこの写真みて 他は光や色をうまく使ってるのに なんで?って
問題は 画面の明るさが 中間調の適性露出のみで表現されてしまってるのでメリハリがなくなってしまっている事 ポイントとなる明るい部分や暗い部分があれば引き締まったとアドバイス頂き なるほどと納得しました
こういう場合 少し手間かけて小型LEDライトにオレンジフィルタでもセットしてミクに部分的に当てて光の演出加えてやったほうが引き締まりそうだと判りました

最後に先生も ドール 撮影の照明練習になっていいなーとおっしゃったので ぜひっ!と言っておきました