川崎ジャズフェスティバル その1

11月11日 川崎ジャズフェスティバルへ行ってきました
朝 新幹線に乗り出発

いつものスーツケース 今回ミクボディは1体のみ 三脚もミニサイズのみ ストロボも1台 LEDライトX1 カメラも今回はα7一台のみ レンズは広角と中望遠の2本 ただしドール用撮影小物は サックス スーツケース MacBookAir等 こいつが結構かさばったかな  現地で野外ドル撮するために ドールと機材入れて動き回る為のソフトバッグ あとは私のお泊まり用品
まあだいたいいつもの装備を少し減量した程度 

川崎にはお昼ごろ着 お昼どうしようかと思ったけど 新幹線の中で遅めの朝食食べたので そのまま市街を歩き始める
ライブは夕方から ホテルチェックインが3時なので それまでの間ブラブラするつもりで とりあえず会場とは別方向の ちょっと雰囲気よさげなレストラン街方面へ歩いてみる よさげな雰囲気の場所があればドル撮しようかと思ったけど 日曜の繁華街 人多すぎてドル撮どころじゃない それに街はジャズフェスティバルの真っ最中 あちこちでストリートライブも行われてる

女性が奏でるフィヨルドがいい雰囲気でした

広義ではJazzなんだろうけど 歌謡ニューミュージックみたいなバンド 名古屋から来たとか言ってた


サックス入った 私が好きなタイプのJazzバンド


ウロウロしながら徐々にホテル&会場の方へ 川崎は再開発された駅裏を除くと お洒落な雰囲気の場所は上記だけで あとは昔のドヤ街風アーケードが続く アーケードにはカラオケと飲み屋が軒を連ね そして飲み屋のほとんどが朝から営業してて お昼から飲めます! 昼飲み! を掲げて営業 
客引きに注意を促す放送やポスターが氾濫してる なんでも川崎はギャンブルの街とかで ギャンブルに興じた人たちが昼間から飲み歩くのだそうだ


ホテルまで着いてしまったがまだチェックインには早過ぎるので 会場へ行ってみた ホールは建物の屋外階段を上がったとこ 入り口前には物販目当ての列ができてた 物販は買うつもりなかったので ザクッと並んでる人たち見て 知ってる顔いなさそうだったので またホテルへ 
まだチェックイン時間に早いので ロビーで 撮影機材とドール関連をソフトバッグに移して スーツケースフロントに預けてまた会場へ

会場着いて とりあえずトイレでもと 2階へ上がらず 1階入り口から入りトイレから出てくると 人もまばらな1階のベンチでアラミス(vocaloid39)さんとばったり遭遇 そのままベンチで話しながら時間潰して 開場時間近くなって2階へ上がると たむくまさんやザキさん達と遭遇 たむくまさんは前回マジカルミライであった時に川崎も行くよと聞いてたけど ザキさんは 川崎の話題ツイでも全然出さなかったので 来ててびっくり 今回のライブは ミク曲メインじゃないセッションなので ボカロ曲が大好きという人たちはあまり来ないし 車好きな連中は鈴鹿サーキットのレース グッドスマイルレーシングチーム(グスマチームはミク痛レースカーで戦うミクレーシングチーム/レースクィーンもミクコスで 限定グッズ販売もしてる) の応援に行ってるので見知った顔もだいぶ少ない
私はJazz好きだし ミクに合わせてバンドが演奏するのではなく バンドに合わせてミクが歌うセッションということで 楽しみにしてたライブ 
『Jazz, Anime & Internet Songs vol.1 佐藤允彦JAZZ BAND & VOCAL ENSEMBLE feat.初音ミク巡音ルカ
3部構成で
1部は バンド演奏でミクが歌う内容 でっ
    ステージに登場したのがっ ダヨーさん! ダヨーさんは無言ジェスチャーで伝えるキャラなのだが 今回ダヨーさんが ミクの声でしゃべって歌って踊る!という超サプライズ演出 バンドに合わせてコミカルに踊り歌うステージは 普段のミク主役ステージと違って バンドと一緒に楽しんで歌ってるって雰囲気ですごくよかった
入場時にもらったチラシには ダヨーさんが活動限界時間ギリギリまでパフォーマンスを繰り広げます とあったけど たしかに中の人大丈夫かというくらいのノリノリのはしゃぎっぷりだった
特に 札幌大丸X初音ミクハロウィンイベントの曲で

曲作った さとう もか さんとダヨーさんが一緒に歌うのが印象的


2部はミクは登場なし 佐藤允彦JAZZ BANDが Jazz演奏テクニックを披露するってコーナー いわゆるスタンダードJazzでなく 現代風のJazz これは好みから言ったら 正直私好みではないJazzかな


3部は バンドに合わせてミクとルカが歌う 予算の問題やステージ音響の問題なんだろうけど ディラッドスクリーンでなく等身大縦型大型モニタに表示させてた まあ それはいいんだけどね 幅がない立ってるだけを表示するサイズだから 踊ってるシーンが左右に動けなくて 足のステップだけが動いてて 糸でつるされた操り人形みたいな動きになって微妙に不自然というか妙な感じだった いっそ昨年のハッカソンの時みたいに ステップ踏まずにおとなしく歌ってるだけのがよかったのかなと ドレスは少し前に 浜離宮庭園で行われた東京150年祭コンサート前半で着てたやつ あのコンサートも 膝から上だけを投影して ちょっと微妙だったんだよね 同じ水上ステージなら 昔行われた横浜開港100年のステージの方が凄かったような気がする
実際の開場の雰囲気はこんな感じ
https://twitter.com/i/status/1061839754285613058
とにかく全体に 今までのミクライブってのが ミクの個性的な声だったのに対して すごく人間っぽい歌い方だった ボーカロイドでもここまで歌えるんだと思わせるライブ って そもそもミクが発売されたばかりの最初の3ヶ月くらいまでは ミクを人間の声っぽく歌わせようと努力するPも多かったんだよね 登場1週間目くらいに発表されて人気でた『わたしの歌姫』では 今ではほとんど使われてるの見た事ないブレス機能も駆使して 生々しく ミクの息遣いも感じさせる曲で大好きだったのに 人では歌えない音域や早口などを表現した曲がヒットするにしたがってミク独自の個性が固まって 人間っぽい歌わせ方ってのはすたれてっちゃったんだよね
特に圧巻だったのが アンコール終了後 バンドメンバーもミクも消えて 残ったルカが 最後に1曲歌わせてくださいと言って ひとりアカペラで 朗々と歌い始めた Eternally ボカロは人間を超えたって感じで感動ものでした
音程リズムを完璧にこなす ミクやルカに対して 一緒に歌ってた女性シンガーの方は見劣りして少し可哀想だったかなとも感じたり