SDCメイ 自立加工             89

昨年末天使の里へ里帰りしてメイの自立加工受けたのだけど
もっとポージングを安定したいということで
追加加工を自分でやってみました


メイはいつになく不安げな表情です


まず現状確認

股の付け根の受け部分に革貼り加工してあります 
革の材質は非常に固いちょっとすべりのある素材だったので 脚側にも貼ってあると安定したのでしょうが 革が固すぎてレジンがけっこうよく滑るのでポージングの安定性はいまいち
追加加工で脚側もやろうかと思いましたが 今回は見送り 次回にします


ボディ上半身とお腹

SDCのボディは上半身 お腹 下半身の3分割タイプです 
上半身受け側の内側に革加工してあります
まあこちらはそれなりに機能してます


ボディ下半身とお腹

ここには何も加工がありません
ポージングでボディを微妙にのけ反らせたりひねったりできないのでここには追加加工します


今回使うのはこれ

0.5mm厚のシリコンゴムシートと シリコンゴムと金属や樹脂に貼り付ける為の両面粘着シート
最初は接着剤使おうかと思ったんですが 余分なところに接着剤がついて汚れるのが嫌だったのと作業性から 両面粘着シート使いました



まず粘着シートを使う分カット 今回は関節に少し貼るだけなので シートを1/4にカットして シリコンゴムに貼ります 粘着シートの保護シートが シリコン接着面側がすごく剥がしづらい 貼ったら粘着シートサイズにシリコンゴムをカットして カッティングマットに置き準備完了




紙をカットして型紙を作り それをシリコンゴムの上に乗せてカットします シリコンゴムの保護シートがついたままですが これとらないとうまくカットできませんでした


カットしたパーツは膝の部分のもの


加工後

この膝は 直立ポーズ用のロック段差から脚を曲げると ほとんどひっかかりがなく一気にガクンと曲がってしまうので加工してみましたが 元々ひっかかりがないので ガクンと曲がる勢いが少し弱くなった程度にしかなりませんでした
本格的にポージング維持させようとすれば この関節部分のみ針金仕込んだほうがよさそうです


次は下半身Xお腹

両足のゴム穴の間 ロック用の段差で手前から一段上がった部分に貼ってみました 

判りにくいけど 貼った部分は少し光でてかってます
こちらは効果がありました 上半身側が安定して 少しひねったような状態も維持できるようになりました


今回作業中に気付いたこと

もともとSDCボディはSD MSDよりほっそり痩せた体形なんだけど
よくみたら アバラ骨まで再現されてました


加工が終わってメイもやっと一息

こういうポーズもSD MSDでは難しい 3分割ボディのSDCだからですね


カッティングマット右手前側に透明フィルムのように見えるシリコンゴムがまだ少し残ってますが
次回脚の付け根に貼る用にそのままの状態で保存しておきます