ちょっと桑名へ3 諸戸氏庭園

六華苑は 二代目諸戸家当主が建てた家
こちらは 室町時代に作られた庭園を初代諸戸家当主が改装して現在の形の基本を作り 二代目当主が手を入れた日本庭園
こちらも 国の重要文化財指定の建物がいくつもあるのですが 現在修復中でほとんど見られません
しかしこの庭園 いつも見られるわけではなく 春の1ヶ月ちょっとの期間だけ一般公開されるという庭園で 今年は6月12日で一般公開が終わるので あわてて行ってきました


六華苑の隣といっても どちらも敷地が広いので移動するのにそこそこ歩きます

移動途中道路あるいてる時に見かけた 赤レンガ倉庫 実はこの倉庫も諸戸氏庭園の敷地内に建てられています

諸戸氏庭園入り口受付となる建物 これも重要文化財です

左隣に本来 重要文化財の大門があるのですが 現在修復中で 工事現場の壁になってました

受付すませて一端建物出て 道路に面した塀にある通用口のような所から入ります

受付になった建物に繋がっている洋館 上部の壁はトタン貼りで みずぼらしいですが だいぶ痛んでいますが意匠はすごく凝っていてすばらしいものです


繋がる母屋側

この建物も修復工事の予定が入っているので 修復後は六華苑のような美しい姿になるのでしょうか


さきほど見たレンガ倉庫の庭園側です


なかなかいい雰囲気出てます






茶室が見えてきました

茶室への入り口ですね



縁側から藤棚をくぐり池へ向かう道が延びてます

といっても藤は咲いてないのですけど


菖蒲池です
菖蒲の手入れの時期の関係か池の水はほとんど抜かれて土が露出してました





菖蒲池を抜けると 普通?の日本庭園の向こうに御殿が見えます
庭園入り口の建物横の大門の先にある本宅のようですが こちらも重要文化財で修復工事中で近寄る事すらできませんでした


回り込んで 菖蒲池の反対側に出ます


菖蒲池を望む小屋が建っていました
歌詠みや月見に使われた場所とのこと







諸戸初代は 代々庄屋の家で 借金まみれの家業を一気に盛り上げて財を築いた人
二代目は山林王と呼ばれた大富豪だったらしいです
前回の 六華苑 といい この庭園といい
ちょっとそこらへんの金持ちとは規模が違うすごい世界の片鱗を垣間見る事ができた場所でした


もう少しだけ 次回も続きます