ドラマ『アオイホノオ』


今期唯一視てるドラマです
なぜって それはもう 庵野監督の学生時代のエピソードの話とかもありますが
それよりも私が在籍した 大阪芸大 映像計画学科 それも在籍当時の時代が舞台だから
ファッション 下宿の部屋の雰囲気 映る部屋の小物まで 当時のままで とても懐かしく楽しんでます


原作も読んでみたけど まあドラマなりコミックなりだから 話を盛り上げるために いろいろ授業内容等 細かいところは実際とずいぶん違うところもありますけどね
コミック読んでみたら ぬるくて卒業するのが楽というような事が書いてあったけど 実際は課題とかのスケジュールを守れなくて 単位落とす学生が続出 年間にとらなければならない必須授業がいくつかあって、映画だけ作ってればいいってわけじゃなく、それぞれの必須授業の課題やレポート等も確実に提出しなければ即留年 好きなことだけやって スケジュールの自己管理できなくなるヤツが多かったんだよ
1年から2年に上がる段階で 1/4程度の学生が留年 
挫折して学校辞めて田舎帰るものも多く 実際に卒業するのは入学時150人以上いた生徒が卒業時には100名程度まで減るというのが現実でした(私の前の年では80名程しか卒業できなかった)年々卒業率は上がってたので 庵野たちの年はもう少し卒業生多かったと思うけど
その卒業しなかった者の中には 庵野達のような 在籍中にプロになってしまい もう学校行く必要がなくなったという者もいるけど それは全体の中ではほんの数名って程度でした
ホノオのような自己顕示欲が強く思い込みが激しく突っ走るタイプって多かったけど ダメ学生の典型で たいがいこういうやつは途中自分の才能に限界感じて挫折して1〜2年でフェードアウトして田舎帰るタイプだった



また女子が少ないとか(あまり交流のない音楽系学科は別)自作映画に出演してくれる女優探しが難しいとかもあったけど
実際 映像計画学科内の女子は1割程度 そのほとんどがアニメ系  でも映像計画学科の校舎には文芸学科も同居しておりそちらはほとんどが女子という具合 隣の校舎を使ってた放送学科も女子アナ目指す女子とか多かったし 結構周りに女子を見かける事は多かった
ほかにも学内には舞台芸術学科という役者とかを目指す者たちが多数いる学科があって 同じ下宿とか部活で知りあったその学科の男子学生に出演してもらって ついでに同じく女優目指してる女の子をつれてきてもらうとかで それほど出演女優に苦労することはなかったような気がします たしか3年の年間製作に出演してもらった舞台芸術科の女の子は映像計画の作品に出演協力するために自分の学科の授業に出られなくても 演技の勉強になるから単位が貰えるシステムがあると言ってた
最初の年間製作ではリーダーが音楽科の女の子に声かけて出演してもらったという事もあったけど