オタ40年以上続けてるけど

こんな記事をみつけた
オタクのソロプレイを続けるためには、才能が要る
http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20131115/p1

結局この人が言うところのオタクってのはコミュニティ重視 
それがないとオタクも続かないってことなのかな?
つまりそれって ある意味オタであってもオタなりのリア充でなければいけないってこと?
才能うんぬん以前に 人間関係面どくさそう コミュニティへ参加するのってあまり好きじゃない引きこもり体質の私とは正反対の考えみたい


人間付き合いが苦手で引きこもりがちの私の場合 
小学生の頃はコミックやたら読みまくってたけど まだその時点ではオタクじゃなかったと思う 
クラスで推理小説SF小説(子供向け仕様の)が流行ったとき 私はクラスメイト達が読んでた作品だけでは物足りなくなって 一人で大人向けの文庫本等を買いあさるようになった 中学入学祝いで両親に科学体系全20巻(科学系の百科事典みたいないやつ/子供向けの図鑑とはまったく別物大人向け)をねだって すでに廃刊になってたので類似の10巻セットを買ってもらったりという 根がオタ気質だったんだろうね
コミックもオタと自覚しだしたのは 病院の待合室で読んだ別マが面白かったので 自分で少女漫画雑誌を買いに行くようになったから(当時は男の子向け 女の子向けっていう絶対的な境界があったので 男の子だった私が少女漫画雑誌買いに行くってのは ある意味変態的行為だった時代なんだよ)
そもそも私の場合そういったさまざまなオタ行為への足の踏み入れの時点ですでにソロプレイなわけで
そこにコミュニティも 共に同じ話題で盛り上がれる友達もいなかった だからオタやっててコミュニティがなければ続けられないっていう人種とは 根本的に違うんだろうなと思う
大学入ったら周りオタだらけで 一晩中語り明かしたりしたこともあったけど
でも同じオタでも微妙に好きな部分の違いなど 相容れることができない部分がどんどん広がって
好きな事で盛り上がって楽しくすごしても 終わるとぐったり疲れ切ってストレスたまっちゃうことも多かった
結局一人で好きなもの好きなように楽しむのが一番気楽でいいじゃんって感じになっちゃった


一応結婚もしたけど 相手もオタ ただし相手は結婚してからオタ引退して普通の人になっちゃって
また50すぎて最近オタの世界に戻った でも同じオタでも好みが全然違うから 同じ話題で一緒に盛り上がるってのはあまりない
ただ同じオタってことで お互い趣味へのお金のかける部分に関して理解できるので あまり干渉しあわない お互い働いてるから 自分の金は自分の趣味に使うってだけ


普通歳喰ったオタだと 自分が子供の頃等に影響受けた古い作品中心になることが多いみたいだけど
私は そういうのも楽しむけど でもやっぱり古い作品はその時代だから光ってたわけで 今見ると古くささがどうしてもつきまとう だから 新しい作品の方が私は好き つねに新しい作品求めて毎期大量の新作も目ぼしいのには大概目を通しているし そのなかから出てくるお気に入り作品は 私が子供の頃好きだった作品より ずっと好きになったりする 子供の頃の作品は今見るとたいした作品じゃなくても想い出フィルタの補正がかかる 私は結構そういうのも第三者的に見ちゃうから 懐かしいと想いながらも 今の目線で見ると 古くせ〜な くだらないとか ああ当時はこういう時代だったな というような 鑑賞というより感傷する作品なんだよね 
常に新しいものへアンテナ建ててるので 初音ミクなんかも6年前の発売当初から気になってウォッチし続けてる

逆にそんなソロプレイのよろずマイペースオタだから オタを40年以上続けていられるんだろうね


オタ活動は基本引きこもって一人でするもんだという感じ
普段の仕事等の外では 一般人にオタ語っても理解されないと想ってるから 聞かれれば最小限の情報話すくらいで 基本普通の人を装ってる(装いきれてないという話もあるが)
私のリアルではオタ話で盛り上がれる相手は今はいない
オタのための時間を造るためなら 仕事は二の次 昔ほとんどを会社ですごし家に2〜3時間仮眠を取るだけのために帰るという生活してたこともある でも好きな事ができない生活は苦痛でしかない 生きている価値がない だから今は趣味の為なら収入は二の次を実践してる
収入すくなければオタ活動に限界あると記事の人書いてたけど
録画した作品や買ったコミックを何度も見直すのに余分な金はかからない それだけでも充分楽しめる さらにプラスアルファな小遣いがあれば フィギュア買ってみたり グッズ買ってみたりでさらに楽しめるだけ つまり金なければってのは楽しみ方としてやりくりヘタなんじゃないかと 実際現在の私の年収は200万台前半 それでも結構それなりに楽しんでる