たまに月1くらいで週プレをパラパラと見てみる
昔と違って 今の週プレはネットからの情報を転載するだけみたいな安直な編集になってしまい 読みごたえのある記事はまったくなりを潜めてしまった もう情報雑誌としての使命も終わってる雑誌 未だに廃刊にもならず続いてるのがある意味驚異な 誰トク?な雑誌
そんな雑誌だけど今回の震災特集はちゃんと取材に行って それなりに読めた
震災特集の最初が ガレキの話題で 写真たっぷりで状況を解りやすく解説していた
<週プレ:ネット版記事>
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/03/05/10116/
とりあえず集められたガレキで山が出来ている写真があった
この写真見たら うちの近所の伊勢湾台風の時に出たガレキ集積所を思い出した
伊勢湾台風は 私が1歳の時にあった名古屋での大災害
名古屋が水没して 死者が多数出た
台風後には大量のガレキが発生して その処分を 当時ほとんど人がいない山の中に ちょうどあった廃校跡の更地に積み上げた
伊勢湾台風当時 私の家族は港区の稲苗埠頭にあった市営住宅に住んでいて水没 台風時は近くの小学校に避難して 台風後も住める状態じゃなかったので 少し高台の母の実家で避難生活をしていた その後もう水害はこりごりということで 今の高台へ家を建てて引っ越してきた
この場所が ガレキ集積所から歩いて10分くらいの所 新しく山を切り開いて住宅地として分譲した場所
そんなわけで 近所にはガレキで出来た山があり 子供の頃から疑問もなく親しんできた場所
その後も何年かは不燃物廃棄所としてつかわれていて ゴミ捨て場というか 地元ではゴミ山と言っていた 年に何回も というかしょっちゅうガレキが自然発火して 消防車がサイレンならしてゴミ山へ向かうのが日常だった
そんなゴミ山周辺は 名古屋の高級ベットタウンとしてどんどん宅地分譲化されていき
ゴミ山の不燃物廃棄所としての役目も終えた
しかしゴミを他へ持っていく先もないので そのまま上から土を被せてゴミ山とは判らないようにし さらに表面を芝生と木の展望公園として整備してしまい
今ではこの下にゴミが大量に埋まっているとは判らないような地元の展望スポットとして結構遠方からも人が来るみたいだ
いつも私が犬の散歩で出かける展望公園というのは このゴミ山の成れの果ての事
http://www.geocities.jp/yukiguniltdexpress/takinomizukouen.htm
このページでそこそこ詳しく解説されてる
以前私がこのゴミ山公園で撮影した写真
これらはiPhoneで撮影したものだけど
夕焼け撮影スポットとして でかい望遠レンズつけた一眼レフをもった人をよく見かける
ゴミ山に土を被せた公園なので 周囲の住宅街の土地より不自然に高くなっていて 公園へは階段を上ってあがる
南階段(壁のようになってる階段の向こうは駐車場)
北階段(私がいつも犬をつれて登る階段)
唯一過去にこの場所がゴミ山だということを証明するもの
地下のゴミから発生する可燃ガス等を地上に放出するパイプがあちこちに立っている
ついでにこの住宅街のど真ん中にある人工公園には狸が出るらしい
http://www.geocities.jp/urbanivjp/tanuki.html
私はこの公園で狸を見たことはないけど 家からこの公園への散歩の帰り ちょうど中間地点くらいにある畑で狸を見かけたことはある またここから車で5分くらいの場所にある自然保護地区の山は蛍の名所で猪の目撃情報もある という名古屋市内の住宅街でありながら なんだかとっても田舎の山の中のような地域