科学館と美術館の日
先週メイドちゃんと科学館へ行ってきました
全面改装でずっと休刊になってたのが やっと4月にリニューアルオープンしたけど
リニューアル後はすごい人気で 少し落ち着くのをまってました
でもやっぱりまだすごい人気で入館するのに長時間並ばなくてはなりません
一番人気は 空中の球体の中に作られた世界最大のプラネタリウム
早く並ばないとプラネタリウムの席が埋まってしまい見られなくなります
この日も12時半頃には 夕方までのすべての席が埋まってしまいました
つまり早い時間の上映で見ようと思えば開館前から長蛇の列に並ばなくてなならないんです
科学館入口から見上げるとこんな感じ
改装前のプラネタリウムも私が子供の頃当時にはそうとう規模が大きかったものです
「電波女と青春男」のエンディングに古い投影機が登場します
現在はプラネタリウムの真下の展示プロアに飾ってありました
ツァイス社製投影機 胴体には大きく誇らしげにツァイスのロゴ
横には星座を投影したりする当時の古いプロジェクターも展示してあった 大きいけど一目でツァイス社製と判る黒で角が丸まって ポイントにオレンジが入ったデザイン 私が持ってるツァイスのスライドプロジェクタと基本デザインが同じ!
最近はリコーやミノルタの廉価プラネタリウム投影機を採用するところが多いけど やっぱり最新のツァイスでした
小型になって 以前の投影機のような貫録がなくなったのは 現在のプラネタリウムシステムが この星の投影機だけにたよるのではなく 複数の映像プロジェクターによりコンピュータCGでの星のシミュレーションを合成投影することにより 中央の星の投影機の役割が昔ほど重要でなくなってきたこともあるようです
でもやっぱり昔の投影機のほうがカッコよかったな・・・
科学館は 科学の体験と遊びで 科学に興味もたせ理解を深めるって役割なんだけど
なんか少し迷走してる展示が結構あった
昔と違って科学が進化しすぎて 単純じゃなくなってきているので 理解させようとする展示も難しくなって 結局この体験で何がいいたいんだ? だからなんなんだ?っていうようなものもちらほら見られる
故障なのか 企画だおれなのか?っていうような展示物もあった 同じ分子構造でも ミラー構造だと その物質から発する臭いが変わってくるという展示があって 臭いをかぎ比べられるのだけど 私とメイドちゃんには その臭いの違いが微妙すぎてわからなかかった その隣にあった 金属の炎焼反応の実験では 押すボタンにより いろいろな金属プレートがバーナの炎の中に入れられ 炎の色が変わるというもののハズなんだけど どの金属を炎に入れても 色がまったく変わらなかった
特に最先端科学の展示に近づくほど そういった説明不足のような迷走する展示が多くなる傾向があった
コンピュータ技術関連の所には シリコンインゴッドやそれをスライスして配線をプリントしたシリコンウェハやらが展示してあったけど たいした解説もされてなくて みんな素通り メイドちゃんにシリコンの固まりからコンピュータチップ等が出来るまでを解説してあげてやっと ヘーと納得する始末 全般的に解説は最小限で 詳しい事は学芸員が説明するという前提で展示されてるみたいな印象を受けた
ちょっと内容が面白かったのは 古いプラネタリウム投影機の隣のコーナーにあった リニューアル前の昔の科学館を紹介する展示
市民の昔の科学館の想い出をモニタに表示したり 昔の展示物を表示したり QTVR技術で昔の科学館の中を移動するようにみせたり・・
でもこの展示は操作がめちゃ判りにくい
モニタが置いてあるだけで 操作法等を示した表示がいっさいない
他の展示物なんかだと モニタに 「画面に触れてください」と表示されるものがほどんどだったので 画面にふれてもまったく反応しない モニタ周辺に操作ボタンもみあたらない
モニタ手前に10cm角ほどのアルミプレートのようなものがテーブルに固定してあるので それがボタンかと思って触ったり押したりしてもなんの反応もなし
で どうなってるんだとよく見ると モニタにAppleのリンゴマークが・・
そこでようやく これ内部はMacなんだ たぶんテーブルの下にMac miniが隠してあるんだと・・ それじゃあいくらモニタ触っても タッチパネルじゃないから反応するわけない 周りにマウスもないとなると この手前のアルププレートはトラックパッド?と思って プレートを撫でる グルグル撫でてしばらくするとようやく画面欄外に出てしまっていたカーソルが現れて やっと操作できるようになった
これ不親切すぎる!
館内に食事できるようなテーブルを置いた休憩所はあるけど飲み物自販機くらいしかない 入場チケットで当日再入館が出来るので 昼は一旦外へ出て 近くのコンビニでサンドイッチやら飲み物買って 再入館して 休憩所で昼を食べた
科学館を一通り見終わってから
同じ公園敷地内にある 美術館で レンブラント展をやっていたので それも見に行った
中学時代は美術好き科学少年で 科学館の会員になってて 月一の勉強会に来てた 勉強会が終わってからは 会員に配布されるプラネタリウムの無料チケット使って プラネタリウムの一般プログラム見てその後 ついでに当時は市美術館はなかったけど 少し離れた所にある県美術館で展示会やってると見に行くというのが毎回の決まったコースだった 高校になってからは科学館も美術館も足が遠のいてしまったけど 相変わらずSF好きオタク少年で美術部に所属した時期には油絵を描いてたこともあった・・・
科学館と美術館を後にして
少し車で移動してジェラートの店へ
ぼのむどぅねーじゅ
http://www.bonomu.com/
この店 大須にあるんだけど いわゆる名古屋のオタ街の大須商店街からはずいぶん離れた住宅街の中 一方通行の裏道を入っていった先に こんなところにジェラートの店が本当にあるの?という場所にある
辺鄙な場所だけど 私たちが行った時にも 店頭のテーブルで食べてる人がいたし 注文してる最中にも新しいお客がたずねてくる
私は 無難なもものジェラートたのんだのだけど メイドちゃんは 名古屋の納屋橋まんじゅうをすりつぶしてジェラートに混ぜ込んだという 納屋橋というのを注文した 味は悪くはなかったけどね・・・