冬になると 火鉢が活躍する
この火鉢 私の母親の実家 東海道五十三次の鳴海宿場の旧家の蔵から貰ってきたものだ
母親が生前は本来の火鉢としてでなく 金魚鉢代わりとして庭に放置されていた
今では本来の役目の火鉢として使われている ちなみに火鉢と床との間にある台は井戸かなにかの滑車 母親の実家の蔵の奥に放置されてたものを火鉢の台として使っている
子供の頃は母親の実家へ正月等に行ったとき大広間でこの火鉢で暖をとった思いでもある 幼い古い思い出ではちゃんと炭を使っていたのだけど(古典落語では遊廓で火おこしした炭を各部屋の火鉢に持っていくシーンとかがある) 中学時代くらいの最後の方は練炭を使っていた
私も使い始めた最初の頃は炭を使っていたけど はじけて火の粉が飛び散るし 火力が安定しないので今はホームセンターで買ってきた豆炭を使っている
私が普段いるパソコンデスクの下あたりに設置して足を乗せて暖をとっている
私は子供の頃ひどい霜焼けで毎冬苦しんでいた 足が紫色に腫れ上がって痛いし こたつに入ったり 暖かい小春日和等は腫れ上がった足がすごく痒くて我慢できなくなる それこそ学校でも暖かい日は痒くて勉強どころではなくなる
それがいつのころか 中学後半か高校に入ったくらいだと思うけど そのひどい霜焼けになることもなくなった
最近バセドウ病の治療薬やらそれに付随して血圧を下げる薬やら飲むようになって やたら暑がりだったのが解消され 血圧の低下のせいか 手の指先や 足先にまで血液の循環がままらなくなったせいか やたら冷えるようになって 最近霜焼けも復活した 足裏横あたりの部分的な霜焼けの痛みが出るようになって 火鉢に足を乗せて霜焼けの部分を暖めると症状が解消されていく