とりあえず3話まで見てみた『地獄少女 三鼎』

3期まできた人気シリーズだが 今回のは少し違う
地獄少女が人間の女の子に憑依してる 
違和感を感じるのは 地獄へ送られる人たちの必然性だ いままでのシリーズでは地獄へ送られるのはある意味当然しかたない人たちだった 地獄少女達も恨みを晴らす依頼を受ける前にその相手が本当に地獄送りに相当する悪人かを下調べしてその上で依頼を受けていた しかし新しいシリーズでは下調べしている様子はない 憑依した少女の廻りで誰かに強い恨みを持った人間がいればその恨みの相手が悪人かどうかなんてお構いなしだ だから生徒を想う熱血教師がその行き過ぎ故に生徒に逆恨みされるとか 嫉妬深い暴力夫と少しMっ気のある妻 それなりにうまくいっている夫婦の奥さんに恋い焦がれて夫の暴力から救い出そうとする勘違い少年による恨み 昔下積み時代に意地悪だったアイドル今は改心して善人になってるが昔の事務所仲間による逆恨み どれも地獄へ送られるほどの必然性がない 逆になぜこの程度でいちいち地獄へ送ってるの?って感じになる 地獄少女の人間への憑依に理由があるのかもしれないが なんか納得いかないストーリーだ
ちなみにキャラデザインはいままでのシリーズのなかでは一番原作に近いかもしれない

話はまったく違うが昔(30年以上前)人の恨みを利用して事件を起こさせるというストーリーの『悪魔(デイモス)の花嫁』ってコミックがあったのを思い出した 特に意味はないただそれだけ また家の書庫で古いコミック漁ろう