先日の二次元リアルの続きである
http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20080713/p1
「現実異性の代用品」を超えはじめた、二次元美少女達
非常に共感できる記事だ
二次元異性にしか魅力を感じなくなる理由は上記内容で語られているが その中でも私が注目するのは 異性 リアル女性自身の問題である
一方、三次元の女の子達はというと、“消費者のニーズ”に合わせて変化しなかった。・・・・・もちろん三次元の女の子達も、ファッションや化粧やダイエットなどを駆使して自分なりに審美性を追求してはいるが、・・・・・追求される審美性のベクトルの向きも「萌え」とは微妙に異なっているようにもみえる。
そもそも多くのリアル女性達はオタクを含めた男性の理想女性像に興味がない
彼氏が欲しい 男性に好かれたいと言いながら そこで表現される美の理想は男性に好かれるためのものではなく 女性仲間にウケがいいものである 行動やしぐさにしてもそうだ
これは男性好みの行動をすると 同性から男に色気ふりまいてる嫌な女と非難されるからだろう 実際学生時代や会社で男性受けのいい女性は同性から仲間はずれにされていたり嫌がらせされていたことが多かった でもそういった女性は同性に嫌われても男性に好かれさえすれば勝ち組みたいな意識があったのであまり気にしてなかったようだ
そういった女性は ほんとに色気バカみたいな女性もいるが 私が知りあった多くの女性はどちらかというと天然であったりやさしい心遣いだったり男性に魅力的と感じさせるものだった
この中で天然は魅力の大きなファクターではないだろうか
二次元女性の魅力はノイズを限りなくなくした理想だという 天然女性も生活臭さ等さまざまなリアル女性の醜い部分のノイズを除去している それは萌え要素につながると思う 適度に天然な女性は一緒にいてここちよく優しい気分にさせてくれる ギスギスして生活臭さや仕事疲れの顔をしたノイズの多いリアル女性など二次元オタクだけでなくても好かれる女性とは思えない しかし多くの女性はそれを認めようとしない 同性に嫌われて仲間はずれにされないことのほうが重要なのだ そんな女性達に愛想を尽かし恋人はいらない結婚にも興味がないという男が増えるのも当然だと言える
同じことは男性にも言える 女性に好かれる行動をしているだろうか 趣味には熱中しても女性の好みを考えるということはあまりしないだろう いまだに男尊女卑的な価値観の枠に女性を押し込めようとする若い男性もけっこういる*1 これでは女性もたまったものではないだろう だから男性に好かれようと努力することも少なくなるという悪循環を招いているのではないだろうか
*1:実際には男尊女卑などという思想的なものではなく 単なる自己中心的な行動しかできないわがままなのだろう